スキップフロアって便利?収納と広々空間を両立させよう!

公開日:2022/03/15

建売ではなく注文住宅で家を建てるなら、理想とする空間を自由に設計することが可能です。今注目のスキップフロアは、おしゃれであるだけでなく便利に使えることから注文住宅に取り入れる人も増えているといいます。興味はあるけれど、スキップフロアについてまだよく分からないという人のために、その特徴や魅力について紹介しましょう。

スキップフロアとは

一般的な住宅は、それぞれの部屋を壁やドアで仕切りますが、スキップフロアはそれらを使わず床の高さによって空間を仕切ります。床の高さを半階層ずらして高さを変え、1階と2階の間に中2階のような層をつくるという間取りで、おしゃれで開放感があり建築面積が狭い家でも広く感じることができるでしょう。

スキップフロアの魅力

一般的な住宅の間取りとは違う、スキップフロアには次のような魅力があります。

自由に設計でき個性的な家になる

一般的な住宅なら1階、2階にわかれ、各部屋は壁やドアで仕切られていますが、スキップフロアにはそれらの仕切りはなく、間取りも自由に設計できます。たとえばリビングから床を下げれば、その部分を個室のようなスペースにできるなど、フロアの高さに変化があることで楽しいデザインの家になるでしょう。

家族を身近に感じることができる

各部屋が分かれている部屋とは違い、スキップフロアなら家族の気配を感じることできます。空間のつながりがありながら、境目も感じられるためプライベート感もしっかりあるのが特徴です。スキップフロアはお子さんが遊ぶ場所として、目が届きやすく安心できるというメリットもあります。

狭小住宅でも広く使える

建築面積が広くスペースに余裕のある住宅よりも、狭小住宅や平屋などスペースに制約がある家のほうが、よりスキップフロアの利便性を実感できるでしょう。限られた狭い土地でも、スキップフロアによってある程度の空間を確保でき、スペースを有効活用できます

また、家を建てる土地として不向きな傾斜地も、スキップフロアを導入することで土地の高さに合わせた間取りを作りやすくなります。一般的な住宅を傾斜地に建てる場合、地下を作ったり擁壁を作ったりして対処しますが、スキップフロアならそのような大掛かりな工事が不要になり、費用を抑えることができるでしょう。

収納スペースを確保できる

スキップフロアをつくることで、段差部分を収納スペースとして活用できます。収納スペースは余分にあって困ることはありませんが、そのスペースを確保する余裕がない場合も多いです。いくら家が広くても、収納家具をたくさん置けば室内も狭くなってしまううえ、圧迫感を感じることもあるでしょう。

スキップフロアは段差が発生するので、それを利用して収納スペースをつくりやすくなります。空間を無駄なく利用して収納スペースも増やせる、しかもおしゃれに収納できるのがスキップフロアの魅力です。

スキップフロアは建築難易度が高い?

一般的な住宅よりも、スキップフロアの設計や建築の難易度は確かに高くなります。対応可能なハウスメーカーも限られてしまい、要望を伝えても対応してもらえない場合があるでしょう。また、充分な建築技術を持っていても、間取りが合理的でなければ実際に住み始めてから不具合を感じる可能性もあります。

そのため、知識や経験が豊富な設計士でなければ依頼をおすすめすることはできません。スキップフロアのある家を建てたいなら、検討しているハウスメーカーに施工が可能かどうか、実績はどのくらいあるのか確認しておくことが大切でしょう。

将来的な心配に備えることも必要

段差をつくることにより、収納スペースを確保できおしゃれな空間を生み出すスキップフロアですが、段差があることのデメリットも理解しておく必要があります。段差があるということは、高齢者にとって大変危険なもの、スキップフロアはバリアフリーではないということです。

家を建てるときは将来のことまで考えないかもしれませんが、一生に一度の大きな買い物である家のため、自分や家族が高齢になったときのことも考えるべきでしょう。スキップフロアの導入を希望し将来的な心配もある場合は、施工会社に相談してみることをおすすめします。

スキップフロアで快適空間を作ろう!

スキップフロアなら、家を建てるための土地を広く確保できなくても、開放感のある快適空間を作り出すことが可能です。段差が生まれるスキップフロアなら便利な収納スペースも確保できるので、収納家具を置かなくてもいいし室内も片付きすっきり見せることができるでしょう。

また、壁やドアで仕切らず段差で仕切ることで、光が通りやすく明るい開放的な空間になります。通風がよくなるというのもスキップフロアの特徴のひとつですが、家の中の換気もうまくできるうえ、夏場は空気の通り道があることで涼しく過ごすこともできます。

 

スキップフロアを導入することで、広々としたおしゃれな空間と便利な収納スペースも手に入れることができるようです。充分とはいえない狭い土地であっても、スキップフロアのある家ならさまざまなスペースを生み出し、楽しみながら活用できるでしょう。もちろん、狭小住宅でなくてもスキップフロアはおすすめ、開放感があって快適なワンランク上の家を建ててください。

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会社名プライム下舘工務店タマホームリベストアイフルホームパルコホーム
特徴スキップフロアによる「多層構造」でオリジナルの空間を演出創業以来ずっと「木の家づくり」にこだわっている創業以来約30年にわたり約2,000棟の家づくりに携わっている岩手県において持家着工ランキング1位を16年連続で獲得予算に応じた家づくりでローンの負担を少なく、子育て世代を応援
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