注文住宅に書斎は必要?設けるメリット・デメリットをそれぞれ解説!

公開日:2023/02/15

書斎

注文住宅を建てる際、書斎を別途で設けると、プライベートの空間ができ、仕事とプライベートの切り替えがしやすいというメリットがあります。しかし、デメリットもあるため、よく考えて設置しましょう。この記事では、注文住宅で書斎をつくるメリットとデメリットについて詳しく解説します。

注文住宅に書斎を設けることで得られるメリット

書斎を設けることには多くのメリットがあります。

自分だけのプライベートな空間ができる

書斎を作る一番のメリットは、プライベートな空間ができることです。とくに、子どもができてからは、子ども中心の生活になってしまいます。すべての時間が子ども最優先になるため、プライベートな時間が取れないと悩んでいる方も多いでしょう。

そんなときに書斎があれば、子どもや家族から解放され、つかの間の休息を楽しめます。書斎は、自分だけのプライベートな空間として活用できることが、大きなメリットです。

公私のオンオフの切り替えがしやすい

近年は、テレワーク などにより、自宅で仕事をする機会も増えました。リビングで仕事をすることになると、家族や子どもとコミュニケーションを取りながら仕事をしなければなりません。会話の受け答えや、子どもの大きな声などでうるさいときもあり、仕事とプライベートの切り替えができず、仕事がはかどりません。

また、しっかりした休憩もできないため、効率的な仕事ができないことが多いです。そんなときに書斎があると、気持ちの切り替えがうまくいき、効率的に仕事をこなすことが可能です。家族やテレビの音に邪魔されない閉鎖空間であるため、仕事に集中して取り込めます。

作業道具をその都度片付けなくて済む

書斎があると、作業の中断、再開が楽です。何かの作業を始める際は、必要な道具を用意して広げる必要があります。リビングで作業すると、ダイニングテーブルなどのうえに広げることになり、食事の際には片付けなければなりません。作業がはかどっていた場合でも、いったん中断を余儀なくされるため非効率です。

一方、書斎で作業すると、作業道具を片付ける必要がありません。すきま時間で少しずつ進める作業や、スペースや道具が多く必要な作業などは、書斎で行うと効率的に進められます。

本やフィギュアなどの収納スペースとしても使える

書斎は、趣味のものの収容スペースとしても使用できます。リビングは人の往来が激しいため移動のスペースが重視され、収納スペースを多く取れません。本やフィギュアなどの趣味のものが多いと、増えたときに生活スペースを圧迫しかねません。

一方、書斎は、生活のスペースではないため、人の往来がほとんどなく、フィギュアなど趣味のものを保管するスペースとして最適です。

注文住宅に書斎を設けるデメリット

書斎を設けることで多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。デメリットを考慮せず設置してしまうと、後悔することになりかねません。

物置部屋になってしまう恐れがある

明確な目的がないまま書斎を作ってしまうと、使わなくなってしまい、結果的に物置部屋になってしまう場合があります。注文住宅を建てる土地として、広大な土地を用意できる人は限られています。書斎を作ることにより、リビングなどの生活空間が圧迫され、生活に悪い影響を与えてしまいます。

さらに、書斎が使いやすいレイアウトや、居心地のいい空間でない場合、気持ちよく使えません。書斎のメリットであるプライベートな空間としての使用や、効率のいい作業などができない場合があります。

家族とのコミュニケーションが減る可能性がある

書斎の居心地がよすぎることも問題です。書斎に閉じこもってしまい、家族間のコミュニケーションが少なくなる恐れがあります。

書斎を設ける際に注意するべきポイント

書斎を作ることにはデメリットもあるため、ポイントを押さえて設置する必要があります。ここでは、書斎を設ける際に注意すべきポイントを確認します。

書斎をつくる目的を明確化しておく

書斎を作る目的を明確にしておくことが重要です。趣味のスペースにするのか、集中して仕事をするスペースにするのかなど、しっかりと決めておくことが重要です。目的が明確であれば、使用頻度が減り、物置になってしまう可能性が少なくなります。また、問題となりがちな家族間のコミュニケーション不足も家族間での取り決めが必要です。

仕事のためなど、書斎の用途が明確であれば問題になりにくいでしょう。さらに、家族全員の時間を大切にする場合は、書斎の滞在時間を決めておくなど、取り決めをしておくことが重要です。

収納スペースをしっかり確保する

書斎には、収納スペースをしっかりと確保する必要があります。書斎にはある程度のスペースがあるため、リビングで収納しきれないものを収納する場所として機能します。広すぎる書斎を作る必要はありませんが、ある程度のスペースを確保しましょう。

しかし設置目的は他にあるにもかかわらず収納場所としてしまうと、仕事やプライベートで使いにくくなるため、荷物が増えすぎないように注意しましょう。

書斎の設置場所にも気を配る

書斎の場所は重要です。ちょっとした息抜きで使用する場合は、すぐ移動できるよう、キッチンやダイニングから近い場所に設置しましょう。一方、落ち着いて仕事をするためには、家の入り口から遠く、キッチンやダイニングから離れている場所に設置しましょう。

自分に合った広さを選択する

使用用途に応じて、適切な広さを選択しましょう。仕事をする場所であれば、資料などを広げられるだけの空間があればいいでしょう。しかし、趣味のものを置くスペースとして活用するのであれば、ある程度の広さは必要です。目的に応じた広さを選択することが重要です。

まとめ

注文住宅で書斎を設置するメリットとデメリットについて詳しく解説しました。書斎を設置することで、仕事に集中できる、プライベートな空間にできるなど、多くのメリットがあります。しかし、なんとなく欲しいだけで、よく考えずに書斎を設置してしまうと、物置にしかならないなどの失敗が見られます。

息抜きや作業の効率化など、設置する目的をはっきり設定することが重要です。書斎をうまく活用し、楽しく快適な生活を送りましょう。

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